参議院選挙で民進党は、改選議席数を10議席以上減らして敗北を喫しましたが、岡田代表は9月に実施される民進党の代表選挙への出馬を模索しているようです。
今朝の新聞報道によると、前回2013年の参議院選挙では当時の民主党は17議席しか獲得できなかったのに対して、今回は30議席以上獲得したので十分「勝った」という理屈のようなのです。
私は、その理屈は間違っていると思います。
日本の選挙制度は、ほとんどの
選挙区が1人区なのですから、負ければ退陣を覚悟すべきではないでしょうか。
私は民進党に所属する政治家というのは、敵に対しては厳しい態度をとり、身内に対しては甘い態度をとる政治家だと感じてきました。
今回も、岡田代表の退陣論がなかなか聞こえてきません。
有権者が民進党に対して厳しい判断をくだしたことについて、何も感じないのかなと思えてしまいます。
私は民進党は、日本共産党との共闘は止めるべきだと思います。
日本共産党は天皇制を否定し、資本主義を否定し、私有財産制度を否定しています。
仮に、民進党と日本共産党の連立政権が発足するようなことがあれば、まず大企業や富裕層は徹底的に攻撃を受けることになるでしょう。
彼らには大増税が待ち受けています。
すると、大企業や富裕層は拠点を海外に移してしまうと思います。
ですから大増税をしても、日本政府の税収が増えることはないのです。
そんな計算もできないのが、民進党の政治家だと思います。